Vol.121新ひだか店

不動産市況:日高中部、日高東部(検証月 2024年3月)

■検証月:2024年3月
■報告担当:小幡将大
■所属店舗:新ひだか店
■担当地域:日高中部(新冠、新ひだか)、日高東部(浦河、様似、えりも)

売主様の動き、雰囲気、感触
・相続登記の義務化により、相続した家の売却相談が増えております。
・相続した家については詳細を把握していないため、売却後のトラブルを心配される方が多いです。
・お荷物の撤去についてお困りの方が多く、弊社にて廃品回収業者のご紹介をさせていただく場合もあります。
・古家の建っている土地の売却相談が多く、解体費についてのご相談を承る機会も多くあります。

買主様の動き、雰囲気、感触
・更地で探される方よりも、築古でも建物がある物件の方がお問合せが多い状況です。
・浄化槽や汲み取りの地域も需要への影響は特に見受けられないようです。
・町外からのお問合せも一定数あり、インターネットでの売却活動が効果的です。
・個人間売買の動きもあり、トラブルを避けたい意向から仲介依頼のご相談をいただく機会もありました。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・知り合いに家を売却したが、設備の不具合でトラブルになり疲れ切ってしまったというご相談がありました。
・築20年から30年ほどの物件の動きが早い印象です。
・築古物件を売却したいが、借地のため処分に費用が掛かるとお困りの声もありました。
・新ひだか店が開店してまだ数か月のため、今後も市場の動向に注目し地域の活性化のため営業活動に努めます。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
人口減少に伴い土地価格が下がっており、更地の価値よりも解体費用が高く、持ち出し金が必要になるケースも少なくありません。一方で中古住宅の需要は多く、リフォーム前提の建物であってもリフォーム費用と物件価格のバランスが適切であれば成約につながりやすいです。
また個人間売買の話も多い地域で、適正価格が分からず「損をした」や「関係が悪化した」などのお困りごとも多くお聞きします。お話を進める前に一度ご相談いただけますと幸いです。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。

著者
不動産市況:日高中部、日高東部(検証月 2024年3月)

新ひだか店 小幡 将大大学時代は建築学科で住宅について学び、不動産業界に入ってからは住宅の売買はもちろんリフォーム工事に関しても多数携わり、自分自身も数年前中古住宅を購入しました。北海道ならではの住宅の痛みや、気を付けなくてはいけない点など自分の経験を活かしてお客様と一緒に住宅探しを出来れば幸いです。至らない点もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

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