【お客様の背景】
■売買の別：売却
■氏名：Ｍ・Ｎ 様
■年代：60代
■ご職業：自営業
■お住まいの地域：札幌市
■ご相談の地域：岩見沢市
■売却理由：資産処分
■お問合せ方法：インターネット

【ご相談内容】
知人の不動産会社で売りに出していましたが、中々買い手が見つからず困っています。経年劣化により建物の一部に傾きが感じられるため、お問合せがあるものの購入にまで至らないようです。
知人からは傾いている家は売れないから、二束三文でも手放した方が良いと言われたのですが、築年数もまだ約20年で修繕も比較的多くしてきたため、適正な価格で売れないかどうか査定してほしいです。すでに転居しており、冬場の管理もできないので買取で現金化してしまいたいです。

【ご提案した解決策】
お客様からご相談を頂き実際に現地を確認したところ、やはり1階部分に傾きを感じる状況でした。過去の売買事例から考えると建物の傾きは購入希望者にとって大きなマイナスポイントとなり、通常の価格設定では難しいというのが実情です。とはいえ「傾き＝売れない」という構図ではなく、しっかりと現況を踏まえた価格設定することで購入していただける方を見つけられます。
私が担当しているエリアでも、地盤の関係から傾きを感じられる物件は過去にも扱いがあり、購入希望者にとっていかに納得できる価格設定で売買を進めるかが成功のポイントとなります。今回は売主様が大切に使用されてきた物件のため、当社にて買取することになり降雪前に現金化できました。

【担当営業として大切にした要点】
ご依頼を頂いた物件の問題点（弱点）を考え、購入検討者にとって納得できる価格設定はいくらなのかを重点に考えました。不動産は1件1件特性が異なり、プラス要因もマイナス要因も存在します。お客様の目線で考えて適正な価格設定をすることを常に考えて査定をしています。