Vol.789小樽店
相続した親の家、空家で劣化が著しいが買い取って欲しい。
当社にて直接買取
【お客様の背景】
■売買の別:売却
■氏名:A・S様
■年代:60代
■ご職業:会社員・公務員
■お住まいの地域:小樽市
■ご相談の地域:小樽市
■売却理由:相続
■お問合せ方法:ネット
【ご相談内容】
過去に売却相談を頂いていたお客様でした。その時はお父様が施設に入られていて自宅には戻れないという状況で、物件の名義人であるお父様の了解が得られず、売却することができませんでした。そういった事情から空家のまま10年近く経ってしまいました。当時でもかなり劣化が進んでいた物件で、買取も何とか基準にのるというところでした。それからまた10年近くが経ちましたが、お父様が亡くなり相続することになったので、どうにか家を引き取って欲しいとの相談でした。
【ご提案した解決策】
再度、物件を拝見しましたが、10年前の時点でも何とか買取できるかどうかという状態でしたので、普通に考えれば買取基準の土台には乗らないと思いました。しかし売主様はこの立地と築年数の物件ならば持っているだけでもマイナスで、解体費用を考えるとお金を払ってでも手放したいというお気持ちでした。仮に解体しないとしても、屋根の雪は毎年おろさないといけないということもあり、非常にお困りの様子でした。
そこで弊社では、国が10年分の管理料を支払うことで相続した土地を買い取るという制度を引用し、同等の費用をお支払いいただければ、あとはこちらが引き取りますという条件での買取をご提案しました。
【担当営業として大切にした要点】
国の制度として相続した土地を買い取ってもらう方法があるのですが、建物を解体し更地にすること、境界の明示、10年分の管理料を支払うことなどの条件があります。弊社でも管理料は頂く形になりましたが、民間の知恵で少しでもお客様にとって好条件で、わかりやすく処分ができるよう頑張りました。