Vol.824新ひだか店

高齢の父から相続予定の物件の売却手順について

当社にて仲介販売

【お客様の背景】
■売買の別:売却
■氏名:K・T 様
■年代:50代
■ご職業:会社員・公務員
■お住まいの地域:岩見沢市鳩が丘
■ご相談の地域:浦河郡浦河町
■売却理由:資産処分
■お問合せ方法:ネット

【ご相談内容】
父が高齢で体調もあまり良くないため、入退院を繰り返すようになりました。そこで先々のことを考え、父の住まいを今後どうするか親族間で話し合っています。父が大切にしていた住宅なので今すぐに売却することは考えていないのですが、相続関係で揉めるという話もよく聞くので、今のうちにできることは進めておこうと思い問い合わせました。何か準備しておいたほうが良いことがあれば、アドバイスいただけないでしょうか。

【ご提案した解決策】
まずは訪問査定にて現在のご住宅の価値を算出しました。またお父様のご存命中に売却する場合、実際に売れるまでの日数が長期化することも考えられるため、お父様の病状によっては売却が難しくなるリスクがある旨を説明しました。具体的には、不動産名義人の意思確認ができない状況になれば、売却できなくなるということです。
このリスクを回避するため、短期間で売れるであろう金額にて売却活動を開始するか、まずは生前贈与という形で不動産の名義を変更し、今後の売却活動の準備をしておくことをご提案いたしました。
但し、現在はお父様のご自宅であるため、お父様ご自身の意思を尊重したうえで今後のことを考えるよう、僭越ながら進言させていただきました。

【担当営業として大切にした要点】
物件の売却に関する問題として多い「意思決定能力」や「相続人との関係性」で悩む前にご相談いただき、選択肢が広がりました。私も相続物件の処分で悩んだ経験がありますが、思い入れのある住宅の売却は体力の要る作業です。不動産のプロとして売主様の負担を少しでも軽減できればと思いご提案しました。

著者
高齢の父から相続予定の物件の売却手順について

新ひだか店 小幡 将大大学時代は建築学科で住宅について学び、不動産業界に入ってからは住宅の売買はもちろんリフォーム工事に関しても多数携わり、自分自身も数年前中古住宅を購入しました。北海道ならではの住宅の痛みや、気を付けなくてはいけない点など自分の経験を活かしてお客様と一緒に住宅探しを出来れば幸いです。至らない点もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

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