【お客様の背景】
■売買の別：売却
■氏名：Y・M 様
■年代：70代
■ご職業：その他
■お住まいの地域：小樽市東部
■ご相談の地域：小樽市中央部
■売却理由：お住み替え
■お問合せ方法：飛び込み来店

【ご相談内容】
一年程前にご自宅を査定したお客様より、改めてご相談をいただきました。市営住宅に応募していて、当選したので、売却について改めて相談したいということでお伺いしました。お話によると、三カ月以内に自己所有の不動産を売却するか名義を変更しなければ、市営住宅に入居できないとのご事情でした。ご自宅をどこかに買い取ってもらうか、息子さんに名義を変えなくてはならないとお考えで、お急ぎの状況でした。締切期日があるので、どうしたら良いか一度相談に乗って欲しいといった内容でご連絡くださいました。

【ご提案した解決策】
初めに、当社の買取と仲介販売の両面でご提案させていただきました。
ただ売主様の利益を考えると、一度息子さんに名義を変更し、仲介で販売活動をされた方が手取り額が増える可能性が高いため、私としては仲介での販売をお勧めしておりました。ところが売主様のお気持ちとしては、期日までに買い手が決まらなかった場合を懸念されていたようで、早期に確定する買取をご選択されることとなりました。買取は簡単なお手続きですし、期日を明確にできるところが良かったのかもしれません。
必ずしも価格面の利益だけで売却方法を選ばれるわけではなく、それぞれにお考えがあることを改めて認識したお取引となりました。

【担当営業として大切にした要点】
私としては、名義変更の手間はあるものの、仲介での販売の方が手取り額などの面でメリットが大きいように感じました。ですが結果的に買取を選択されたため、期日の不安などが大きかったのだと思います。売主様それぞれに色々なご事情があるため、ご要望には可能な限りお応えしたいと考えています。