Vol.719小樽店

賃借人が退去することになったので家を売却し、残ったローンを完済したい。

当社にて仲介販売

【お客様の背景】
■売買の別:売却
■氏名:T・N 様
■年代:50代
■ご職業:会社員・公務員
■お住まいの地域:札幌市
■ご相談の地域:岩内町
■売却理由:資産処分
■お問合せ方法:ネット

【ご相談内容】
今は札幌に住んでいるのですが、以前は岩内に住んでおり、引越しと同時に当時の同僚に家を賃貸することにしました。住宅ローンが残っていたため家賃収入で返済していましたが、借りてくれていた元同僚が引っ越すことになり、毎月の返済だけが残ることになってしまいました。新たに賃貸することも考えましたが、岩内に戻ることも無くなりましたので、このタイミングで売却して、ローンを完済したいと思います。売却全般について相談したいです。

【ご提案した解決策】
室内は一部リフォームされていて印象が良かったのですが、外装は当時のままで外壁や軒天の傷みが散見される状態でした。査定額を算出すると、ローンの残債を割ってしまう金額でした。そこで売主様と相談し、査定額より高く売り出すことにしました。
するとネット公開で3組お問合せがあり、うち1組よりお申込みが入りました。しかし価格交渉があり結局、売却金額が残債を下回ることになり、このお客様で進めるかどうか売主様は悩まれていました。私の見方としては、販売期間の長期化により利息の支払いが増えトータルの返済額がかさむこと、価格改定のリスクも生じること、他のお客様からも外装リフォーム費用を考慮した価格交渉が入ることが想定されたため、多少値を下げてでも早めに売却する方が売主様の利益になると考え、進言しました。

【担当営業として大切にした要点】
今回は住宅ローンの返済が関係するケースでしたので、売主様の資金状況をお聞かせいただきながら、地域専門の不動産業者として市況についての見通しをお話ししたり、ご検討に必要な情報を提供しました。最善の判断ができるようにアドバイスし、返済銀行との橋渡しもさせていただきました。

著者
賃借人が退去することになったので家を売却し、残ったローンを完済したい。

小樽店 小林 康之不動産業に携わる者として公正で安全な取引を心がけ、お客様の立場に立って最善の方法をご提案いたします。 一緒に住まいの華を咲かせましょう。

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