Vol.13小樽店
不動産市況:小樽市<北部、西部、中央>(検証月 2023年11月)
■検証月:2023年11月
■報告担当:枝久保良太
■所属店舗:小樽店
■担当地域:小樽市北部(手宮、高島周辺)、西部(長橋、幸、オタモイ周辺)、中央(富岡、稲穂周辺)
不動産売却中物件数(小樽市)
土地 339件(前月比+ 0件)
戸建 261件(前月比+ 16件)
マンション 77件(前月比+ 0件)
合計 677件(前月比+ 16件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・高齢の方が多い地域柄、除雪が難しくなり、マンションや施設への引っ越しを検討する方が増えています。
・相続したものの遠方に住んでいるため、なるべく早く手放したい声も多いです。
・所有者が施設に入ったので親族の方は売りたいが、本人が認知症の診断を受け売却できないケースもあります。
・定年退職を機に札幌への移住を考える方からのご相談も多くなっています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・保守状態の良い物件でないと需要が少なくなる傾向にあります。
・コロナ明けで海外、本州からの問い合わせが増加傾向にあります。
・価格の安い古い物件へのお問い合わせが減少しています。
・新築価格高騰により、中古の築浅物件を購入するお客様が増えている感じがあります。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・不動産需要の傾向として、市内中心部と外縁部の二極化が進んでいます。
・前面道路の除雪が入らない、坂がある物件の需要は少ない状況です。
・中心部で公道に面している物件はお問い合わせが増える傾向にあります。
・ここ数年マンションの価格が上昇傾向でしたが、動きが鈍くなっており、今後成約価格が下がる可能性が考えられます。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
今後の小樽市内の不動産市場は中心部と外縁部でさらに二極化が進んでいきます。小樽市内の高齢者の割合が約45%、働いている人の割合は約50%、1年あたり約2000人ずつ人口が減っているこのような状況から、今後さらに売りたい方が増え買いたい方は減っていく事が予想されます。
買主様からするとたくさんある空家の中から自分の住みたい条件の家を選べるようになり、駅の近く、平坦なところ、商業施設が徒歩圏内、前面道路の除雪が入り駐車スペース複数台、このような条件がなければ成約することが難しくなっていく可能性が高いです。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
著者
小樽店 枝久保 良太平成27年4月より入社致しました。日々勉強して一生懸命頑張らせていただきます。 父母が小樽市内で商売を行っており、昔からこの街には馴染みがあります。2017年に地元に住宅を購入し、よりお客様の気持ちに寄り添いたいと改めて思います。小樽は海と山が近くにあり、自然が多い所が魅力です。 大学時代はサッカーをやっており、冬はスキーを楽しんでいました。これからも休日などに続けていけたらなと思っています。 北章宅建株式会社をこれからも宜しくお願いします。
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