【お客様の背景】
■売買の別：売却
■氏名：Ｆ・Ｔ様
■年代：80代
■ご職業：無職
■お住まいの地域：江別市
■ご相談の地域：江別市
■売却理由：お住み替え
■お問合せ方法：ご紹介

【ご相談内容】
息子夫婦と二世帯住宅に住むことになったので、自宅を売却したいです。建物は古く一部傾いている箇所もあるので、解体しないといけないと思います。売りに出す時には、先に建物を解体してしまった方が良いのでしょうか。売却の手続きは経験がなく、全く分からないので教えていただきたいです。

【ご提案した解決策】
建物が一部傾いているというお話でしたので、実際に傾きの状況を確認させていただくために訪問査定を行いました。所有者様が気にされていた傾きや建物の築年数、江別市内の不動産市場を考慮すると、建物は解体し、更地渡しをご条件として販売することをご提案いたしました。
建物解体のタイミングとしては、実際に買主様が決まってから着手するのがベストと考え、そのようにお伝えしました。理由としては次のような事情があります。
不動産の所有者にかかる固定資産税は、毎年一月一日の状況で課税されます。その時点で、建物を先に解体してしまっていて、万一買主様が決まっていない場合には、固定資産税が高くなるリスクがあるのです。その旨をご説明したところご納得いただけたため、建物は残したまま「解体更地渡し」の条件で販売を開始しました。

【担当営業として大切にした要点】
不動産の売却方法はそれぞれのケースにより違います。実際に状況を確認させていただいた上で、所有様にとって一番良い方法をご提案いたします。
不動産の売却は煩雑な手続きが多く、分かりにくい部分も多々あります。お客様には、初めての方でも困ることがないよう、分かりやすいご説明を心がけています。